赤ちゃん「我慢強さ」学ぶ?          2018年 5月18日



(読売新聞 2017年9月22日の記事より引用)

●努力する大人に刺激

【ワシントン=三井誠】
大人が努力する姿を見た赤ちゃんは我慢強く物事に取り組むとする研究結果を、米マサチューセッツ工科大(MIT)の研究チームがまとめた。
赤ちゃんが「努力は報われる」と感じた可能性があるという。
論文は22日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

実験の対象は生後13か月~18か月の赤ちゃん68人。
チームは、半数に大人が箱などからおもちゃを努力して取り出す様子を見せ、残りには大人がたやすくおもちゃを取り出す様子を見せた。

その後、赤ちゃんに大きなボタン付きのおもちゃを渡すと、大人が努力する姿を見たグループは、簡単に取り出す様子を見たグループより、ボタンを押す回数が約2倍多かった。


おもちゃには、赤ちゃんが押したボタンとは別に隠しボタンが付いていて、これを押すと音楽が鳴る仕組み。
音楽を鳴らしてからおもちゃを渡すと、赤ちゃんは大きなボタンを押して音楽を鳴らそうとする。

大人の努力を見た赤ちゃんは、努力が報われると感じ、音楽が鳴らなくても、繰り返しボタンを押した可能性があるという。

同誌は「我慢強さは遺伝的性質というより、人間関係をもとに生まれることを示す成果だ」との専門家の指摘を紹介している。



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