ビタミンDと不妊治療・№1          2018年 8月19日



『ビタミンDが不妊治療の成功率に影響する』
と言う論文についてです。

●不妊症と生殖補助医療

不妊症は広く一般にみられる苦痛を伴う問題で、米国では610万組のカップルが影響されていると推定される。
これは、妊娠可能年齢の全てのカップルの10%に相当する。
生殖補助医療(Assisted Reproduction Therapy, ART)である体外受精(in vitro fertilization, IVF)や排卵誘発剤(fertility medication)の使用は、最近では広く用いられるようになってきており、その成功率も上昇している。
体外受精の成功率は女性の年齢や病院に依存するが、米国では13%から43%とされている。
初期においては、生殖補助医療の成功率は、受精卵の選別法を改良することにより上昇してきた。
しかし、より最近ではその成功率の上昇は伸び悩み始めている。



●ビタミンDと妊娠

研究者らは、生殖補助医療の成功率をさらに上げるために、様々な要素の検討を行っており、一部の研究者はビタミンDの可能性について研究を行ってきた。
ビタミンDは主に、日光を浴びることで肌において産生される。
つまり、日照時間が短く寒い地域の人々やめったに外出しない人、あるいは服で覆うことで肌を日光に晒さない人はビタミンD不足の影響を受けやすいということだ。
妊娠とビタミンDの関係については、これまでに多くの研究で示唆されてきた。
例えば、ビタミンDの受容体や酵素が子宮内膜にあることが知られている。また、動物実験ではビタミンD不足が妊娠を阻害し、生殖器官の機能を損なうことが示されている。
人間では、ビタミンDの不足が子癇前症や妊娠高血圧、妊娠糖尿病、そして低い出生体重につながることが知られている。


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