第二子不妊について

二人目子宝

2人目ができない・・・当店のご相談の約半数が実はこの二人目不妊です。
セカンド不妊という言葉があるように、二人目の子供がほしいと思った時に妊娠できず、悩んだ経験を持つ方が多くみられます。

「一人目が出来、落ち着いてきたからこの子のためにも、もう一人ほしい」
「みんな二人目が出来たのに私だけできない」

など周りを見渡してスイッチが入ることが多いようです。



二人目不妊の原因について

■原因の一つには、長い間夫婦生活をしていると、女性の子宮頸管粘液に抗精子抗体(精子を敵と誤認して攻撃する抗体)ができてしまい、その結果精子が子宮内に入れ ないという事が起きてしまいます。
 この場合、ステロイド剤、免疫抑制剤、アスピリンなどを使用した治療となります 。
■その他の原因として第一子の妊娠・出産・産後に原因がある場合があります。
 母体は妊娠中は胎児を養い、出産で体力を消耗します。
 出血・産後の悪露排出・子宮復旧と続きさらに哺乳・育児と母体にとっては負担の 連続です。
 また、お子さんを一人抱えた中では自分のリズムも取りにくく、産後はホルモンの 働きが乱れだり低下したりしてしまいます。
 産後の養生として、まず母体が再び妊娠しやすい体になるように整えてあげる必要 があります。


 

二人目不妊の漢方医学的解釈


「一人目の子供さんに最大の愛情を注ぎ込んでいるので、二人目が出来にくいのです。」と私は思っています。

一人目の子供さんの夜泣きに付き合えば、睡眠リズムが崩れホルモンバランスも乱れます。
離乳食を一生懸命作れば、疲れもたまります。
余りものを食べれば太ります。

育児はキレイごとだけでなく結構ストレスが溜まりますよね。

一人目の時と体が変わったわけでなく生活習慣が変わったのです。
生活習慣を改善し、妊娠しやすい体に戻すことで、また妊娠できますよ。

上の子が幼稚園や小学校に行ってるなら二人目の妊娠・出産を通して生命の尊さを教えられますよね。
最高の教育ですね。

2人目が出来にくいという事は一人目の子供さんを一生懸命育ててるという事、誇りに思ってください。
胸を張って頑張ってください。


■■■さてここでは、漢方の力で若々しい子宮、外見的にもフェロモンのある若々しさを取り戻しましょう。
そのためには漢方薬だけじゃなく、ちょっとあなたの努力も必要です。

よく、よその医療機関(病院、薬局)ではホルモンの飲み薬や注射・漢方薬・漢方サプリメントなどの飲み薬、ハリ・指圧など外的なものですが、アオキ薬局は違います。
あなたのすべてにおいてもう一度若々しい女性に戻ってほしいと願っています。
その結果として第二子を授かるのがいいのです。
その手段としてうちでは漢方薬や温灸を使います。

それだけではありません。
あなたにも努力してほしいのです。
一人目を産む前と比べて、5キロ太ったのなら、痩せる努力をしましょう。
アドバイスはしっかりとします。
応援もします。
そこに漢方を足して、体調だけでなく見た目にも若々しさを取り戻すようにしていきます。
それによってフェロモンが上がれば、ずっと妊娠しやすくなるのです。

漢方は産後のホルモンの乱れ・血液の流れを整えるものを使います。
1人目の出産によって婦人系を消耗してしまっているので、再び妊娠しやすいように整える必要があります。
とくに母乳を長くあげていると、母としてのフェロモンはいっぱいになりますが、女としてのフェロモンは半減するのです。
これらは血液やホルモンの変化にも表れ、ご主人の見る目も変わってきます。
そこに漢方薬を使うことで妊娠しやすい体にするのはもちろん、体質(脾気・腎気)を補う処方も必要です。
血の滞りがあれば、流れを良くする(お血に効く)漢方も必要です。
潤いが出にくくなれば、体液を増やす漢方が必要です。

そしてあなたの生活の中で無理なくできる運動や養生法をアドバイスしますから、一緒に頑張ってください。