アオキ薬局式「元気な精子を育むカラダづくり17ヶ条」

①食事の改善
1日のカロリー摂取量を調節します。暴飲暴食や、逆に食事を抜くのは体にとってよくありません。アミノ酸、ビタミンC、D、E、亜鉛、セレン、カルシウムなどの各種アミノ酸・ビタミン・ミネラルをバランス良く十分に摂取するようにします。
根菜類(ゴボウ・人参・レンコン)、ネバネバ食材(山芋・里芋・納豆・オクラ)、ニンニク、ニラ、黒ゴマ、うなぎ、シラス、牡蠣、あさり、ホタテ、レバーなど・・・「精のつく食べ物」を適度に食べると良いといわれています。

②添加物、人工調味料を避ける
ジャンクフード、インスタントなどの添加物を豊富に含んだ食品は、精子に影響すると言われています。「人工的な食材は生殖機能に影響する」ということを、基本的な考え方として覚えておくと安心です(環境ホルモンは最近特に問題になっています)。

③ストレスを溜めない
男性の生殖機能は女性に比べてシンプルに出来ていますが、その分「精神的」なことが大きく影響してしまいます。慢性的な疲労感やストレスが精液所見に影響していることが多く、生活環境(肉体的、精神的なもの)を改善することで、見違えるように精子の運動量、数ともにアップすることすることがあります。 またプレッシャーを感じていると、精子に伝わってしまうことがあります。常日頃から安心できる空間を作ることが大切で、リラックスすることがストレスを溜めない方法とも言えます。

④適度な運動をする
運動を取り入れることで酸素が血液に行き渡り循環がよくなります。しかしハードな運動は必要ありません。有酸素運動が効果あり、1日1万歩程度歩くことが目安になります。

⑤下半身を圧迫しない
パンツやジーパンなどで下半身を圧迫しないようにします。下半身を締め付けると血液の循環が悪くなり、また精子の発育を阻害する可能性があります。

⑥睾丸を熱くしすぎない
夏場の高い現場での屋外での仕事や蒸れる服をいつも着ていると睾丸の温度が上がるので注意が必要です。睾丸が長時間高温にさらされると、精子をつくる酵素の働きが悪くなるのです。

⑦禁煙する

タバコは精子の数、運動量ともに減少させます。さらには奇形精子の量が増え、受精能力の低下にもつながります。タバコは不妊症の原因になるばかりか、ガンなどの病気も引き起こします。

⑧大量のアルコール
精子数の減少や運動能力が低下する可能性があります。また大量のアルコールは、ED(勃起不全)を引き起こす原因としても知られています。

⑨大量のカフェイン
カフェイン入りのコーヒーを大量に摂取すると、精子に影響が出る可能性があります。しかし1日3杯程度までなら心配ないとされています。

⑩化学物質に近付かない
高濃度の鉛、ペンキ、接着剤、ニス、有機溶剤、農薬などになるべく近付かないようにします。化学物質は生殖能力を妨げる可能性があるようです。

⑪バイク・自転車に長時間乗らない
下半身が圧迫され血行不良により、生殖器が痺れたり、睾丸に熱を伝える可能性があります。

⑫電磁波に気を付ける
電磁波は生殖機能に影響する可能性があります。携帯電話はズボンのポケットに入れないようにします。ノートPCを膝の上で使用しないようにします。

⑬服用薬の相互作用・副作用をチェック
現在服用している薬があれば、妊娠との関係を医師に聞いてみます。男性の場合は「妊娠を望む?」と聞かれる事が少ないために、知らず知らずのうちに長い間服用していることがあります。

⑭漢方薬
漢方は効く人にはすごく効果があります。精子の数値が改善されて、診断した医者が驚くこともあります。検査の結果が悪いときに、まず試したいのが漢方薬と言えるでしょう。

⑮男性強壮保健薬・男性サプリ
女性が女性らしくあるために女性ホルモンが欠かせないのと同様に、男性が男性らしくあるためのホルモンが「テストステロン」です。テストステロンは睾丸(精巣)で分泌され、下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンと視床下部から分泌される黄体形成ホルモンにより調節されます。このバランスが崩れてしまうとテストステロンの分泌に影響がでてしまい、いわゆる「ホルモンバランスの崩れ」が男性にも起こり、テストステロンの低下につながります。

⑯抗酸化物質(第7の栄養素:フィトケミカル) 
活性酸素は、生殖細胞を、日々、常々、攻撃しています。人間の体内には活性酸素を瞬時に消去するシステムが備わっていますが、食生活や生活習慣、ストレスによって、活性酸素を消去する力(抗酸化力)以上の活性酸素が発生することで、精子が攻撃にさらされ、活力を奪われます。
具体的には、精子の頭部を攻撃する活性酸素は、精子の受精能力を低下させてしまい、またDNAを破壊し、染色体異常を発生させてしまいます。 そして、精子の胴体や尻尾を攻撃する活性酸素は、精子が卵子に到達するまで泳ぎ切る運動能力を低下させてしまいます。
男性の精子の健康のために、抗酸化物質が有効であるとの研究報告が増えています。つまり、活性酸素が精子の質に深く関わっていることが、次第に、明らかになってきたということです。オースオラリアのアデレード大学のDr.KeotonTremellenらは、体外受精を受けているカップルを対象とした試験で、治療実施の3ヵ月前から男性に抗酸化物質を摂取させたほうが、治療成績が向上することを確かめたと報告しています。野菜や果物が豊富でバランスのとれた食生活を心がけるとともに、抗酸化物質を積極的に摂取しましょう。

⑰脂肪の摂り方に注意する

★摂取量を減らす

飽和脂肪酸・トランス脂肪酸 肉の脂、牛乳、バター、マーガリン、シュートニング
、ベーコン、ウインナー、ココナッツ油等
不飽和脂肪酸(オメガ6) サラダ油、ベニバラ油、綿実油、コーン油、大豆油、
ひまわり油 等

 

★上記の食物油からの変更に・・・

不飽和脂肪酸(オメガ9) オリーブオイル、ナタネ油 等


★摂取量を増やす

不飽和脂肪酸(オメガ3) 魚油、シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、くるみ、
緑黄色野菜等


2012年3月14日に『HumanReproduction』において、食事と精子に関する研究発表がありました。脂肪の摂り過ぎは精子の数を減らすというものです。 飽和脂肪酸の摂取量を減らし、オメガ3脂肪酸の摂取量を増やすと、精子の質がアップするのです。日本食が精子にもいいということです。 普段から、欧米食、偏食、ファーストフードを多く食べている人は要注意です。


卵子も年とともに質の低下をするように、精子も同様の変化を伴います。
ですが、「女性と違って70歳代や80歳代でも父親になっている人が多くいる」から、精子の質は変わらない思っている方が少なくありません。確かに女性に比べて男性は年齢を重ねても子宝に恵まれるケースがあります。ですが、精子の質は40歳を過ぎる頃から低下し、45歳以降は大きく低下するようです。
『LawrenceLivermoreNationalLaboratory』によれば、45歳を超える男性の精子DNAの損傷は、30歳未満の男性と比較すると2倍にもなります。精子の質は先天的要因(遺伝・染色体)や後天的要因(生活環境)が決めますから、単に数や運動だけでは判断できるものではありません。一般に行われている精子検査だけでは分かりにくいことも多いのです。
ということは、子宝になかなか恵まれないのは、「精子に問題がない」といわれて安心している男性側に問題がある可能性も十分にあるのです。もちろん、卵子同様、対策を取る事も出来ます。
それが、「アオキ薬局式元気な精子を育むカラダづくり17カ条」です。卵子の質同様に、精子の質を低下させる要因は日常の中に潜んでいます。その要因を知り、排除していけばよいのです。そうすれば、例え50歳代以降であっても、精子の質を高めることは可能であると考えています。