「冷え」のメカニズム・№1          2017年12月 9日


今回は、多くの女性の悩みでもある『冷え』についてお話します。

特に冷えたらどうなるのか?冷えと不妊とどうつながるのかを、少し細かくご紹介しようと思います。

●冷えとは何か?

多くの方が手足の冷えを訴えます。
「手が冷たいんです」「足が冷えてるんです」
だいたいこんな感じのことを訴えてきます。

では、なんで手足が冷えるのでしょう?
いろいろな理由が考えられますが、大きい要因のひとつが『おなかの冷え』です。

手足が冷えてる人に、おなかが冷えている、冷える感じがすると答える人はほとんどいません。

実際に冷えていてもあまり感覚として感じにくいところのようです。



冷えのメカニズムのひとつとして…

*骨盤、体幹が歪み、血管、神経、リンパを含めた内臓の片寄りが生じる。
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*筋肉は緊張し、血管・神経・リンパは流れ・通りが悪くなり、
 片寄った内臓は働きが低下し、内臓全体が冷えやすくなってくる。
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*内臓の働き、冷えを回復させるのにどんどん血液を送ろう!と身体は考え
             ↓
*手足に回す血液を最小限にして、内臓に血液を回さなければ!と行動します。
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*手足に血液が回らず冷え冷えになる。
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*内臓も片寄りがあるため必要なところに十分に血液は回らず、
 どんどん冷えてくる。
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*女性の場合は特に大事な臓器、子宮・卵巣を冷えから守らねば!!
 と、身体が頑張り、子宮・卵巣周りに断熱材である脂肪をつけてくる。
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*結果、歪みがもとで冷えやすくなり、
 ・ヘソから下の下っ腹がポッコリと出てきてしまう。
 ・卵巣が冷えと血行不良で機能低下してしまう。
 ・卵巣が冷えると血液の流れが悪くなる。



血液とは酸素と栄養を運ぶもの。
手先が冷えると、かじかんで思うように握れなかったり、動かせなかったりします。

卵巣が冷えても同じようなことになります。



№2では酸素と栄養が運ばれなかったり、冷えて動きが悪くなると、どうなるのかご紹介します。




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