肥満は妊娠を遠ざける!?・№1          2017年3月28日


●「肥満」は妊娠を遠ざける!?

肥満は、生活習慣病などの原因になりやすいのはご存じの方も多いと思いますが、不妊症の原因になっている可能性に関してはいかがでしょうか。

実は、肥満は婦人科系の病気にも大きく関係しています。


脂肪がホルモンに悪影響を与え、多嚢胞性卵巣症候群などの排卵障害の原因になる可能性があるためです。

脂肪細胞はアディポネクチンというたんぱく質を作ります。

このたんぱく質がインシュリンの働きを助けていますが、太ってしまうことにより大きくなった脂肪細胞からは、このアディポネクチンの分泌が減ります。

このことにより卵巣の皮が分厚くなってしまい、卵子がうまく成長しなかったり、排卵しにくくなったりすることがあると言われています。

つまり、肥満に伴う排卵障害の可能性があるということになります。

この場合、排卵障害が認められ、薬による治療を開始した場合においても、肥満のために薬への反応が悪くなることもあります。


しかし、無理なダイエットで急激に体重を落としてしまうと、生理が止まってしまい、深刻な状態になってしまう可能性もあるため、健康的なダイエットを心がける必要があります。

まずは、ご自分の適性体重を把握することから始めましょう。


適正体重については№2でご紹介します。






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