妊婦 9市町優先接種             2021年 9月 6日


(山陽新聞2021年9月2日の記事より引用)

●コロナワクチン 県内自治体

妊婦の新型コロナウイルス感染を防ぐため、県内27市町村のうち、岡山、倉敷市など9市町がワクチンの優先接種を実施、または検討していることが1日、山陽新聞社の調査で分かった。
優先枠を設けない自治体も妊婦を含めた希望者全員の接種見通しがたっているなどと回答。
県も独自に優先接種の準備を進めており、県内で早期接種の体制はおおむね整ったとみられる。



●実施、検討 県も準備 早期の体制整う

千葉県で自宅療養中の妊婦の搬送先が見つからず、赤ちゃんが死亡した問題を受け、国が各市町村に対し妊婦が早期にワクチンを受けられるよう配慮を求めていた。

優先接種をする自治体のうち入り口がもっとも多い岡山市は、医療機関での個別接種で8月26日以降受け付けているほか、9月2日から市中心部の商業施設・クレド岡山に開設する集団接種会場で優先枠を設定。
集団接種では既に500人以上が申し込んでおり、保健管理課は「今後も優先接種の周知に努めたい」としている。

津山市は、津山中央病院(同市川崎)に会場を設けて1日から接種を開始。
周辺の鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲町在住者の予約も受け付けている。
瀬戸内、備前市もそれぞれ市内に専用会場を確保している。
早島町は一般の集団接種で優先枠を準備した。

新見市は9月中旬から市内の産科医療機関で優先接種を開始。
倉敷市も9月中にかかりつけの産科医療機関で接種できるよう調整を進めている。
浅口市は「優先とする方向で検討中」、真庭市も「国からのワクチン供給があり次第、検討を始める」という。

こうした市町村の動きとは別に県は、県が運営する集団接種会場の川崎医科大総合医療センター(岡山市北区中山下)などで7日から優先接種を始める。

優先接種の対象は自治体によっては同居家族なども含めている。
予約方法など詳細は、ホームページへの掲載や対象者への郵送で知らせている。

日本産科婦人科学会などは、妊娠後期に感染すると重症化するリスクがあるとして、妊娠週数を問わず接種を推奨。
川崎医科大産婦人科の下屋浩一郎教授は「国内では、感染した妊婦が重症化し、帝王切開による早期の出産を余儀なくされた事例が多数報告されている。赤ちゃんのためにも接種をお願いしたい」と呼び掛けている。





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