妊婦、新生児 写真に             2021年 7月31日


(山陽新聞2021年7月27日の記事より引用)

●岡山に専門スタジオ

妊婦と新生児を専門にした写真スタジオが岡山市内にある。
妊娠中の姿を残そうとする風潮の高まりなどを受け、女性スタッフのみで今春オープン。
県内では珍しい店舗で、思い出づくりとして妊婦や家族が訪れている。

「おなかに手を当てて」「ゆっくりでいいですよ」。
6月中旬、写真スタジオ「アトリエループ」(同市北区幸町)では妊娠8か月の女性と夫、3歳の娘の家族3人がスタッフに促されながら、手をつないだり、母親のおなかをなでたりと和やかな雰囲気で撮影していた。

体験したパート竹本加奈さん(30)=赤磐市=は「娘も楽しかったようで大満足。出産前の良い記念になった」と喜んでいた。


スタジオは、結婚記念の写真撮影や動画制作を手掛ける岡山市内の会社が3月末に開設。
スタッフ2人は女性で、妊娠7~9カ月の妊婦が対象の「マタニティーフォト」と生後2週間以内の赤ちゃんの「ニューボーンフォト」に特化して対応している。

店長の藤本梨奈さん(31)は以前、結婚式場や別の写真館に勤務。
妊婦や新生児の撮影も経験し、「母親になる前の優しい表現、生まれたばかりの赤ちゃんの柔らかい体つきなど、その時にしか捉えられない姿を残したいとの思いが募っていた」と明かす。
ここ数年で妊娠中と新生児の撮影ニーズが増えていることも重なり、専門店の立ち上げを企画した。

。スタジオ内にはドライフラワーやアンティークのソファなどを配置しており、撮影は貸し切りで行う。
これまでの利用の多くは、不妊治療や高齢出産を乗り越えた証しを収めたいという30~40代の女性。
新型コロナウイルス禍で結婚式が挙げられなかった代わりに、紀念として来店する人も増えているという。

藤本さんは「女性にとって妊娠や出産は大きなイベント。アットホームな雰囲気を大切にし、自然な姿を切り取っていきたい」と話している。




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