妊娠、母乳育児へ薬調整           2018年 4月17日



(読売新聞 2017年11月15日の記事より引用)

関節リウマチは女性に多く、妊娠・出産の年齢に発症することも少なくない。
薬は胎児や母乳に影響がでるタイプもあるが、薬を替えたり、休薬したりすることで、出産・育児をうまく乗り越えられる。

神奈川県座間市の美容師、畑中恵さん(36)は2011年12月、長男(5)を出産した。
その直後から、肩や肘、手首の関節が痛むようになり、授乳が大変になった。
国立病院機構・相模原病院(相模原市南区)で関節リウマチと診断され、最も多く使われる抗リウマチと診断され、最も多く使われる抗リウマチ薬のメトトレキサートを飲み始めた。


しかし、母乳を通じて薬が赤ちゃんの体に入ると成長に影響する恐れから、母乳を与えるのは断念。
薬が効き体の痛みは治まった。
この薬は流産しやすくなる副作用があるため、妊娠を考えている場合は服用できない。
だが畑中さんは2人目が欲しかった。
13年春から薬を休止し、間もなく妊娠した。
痛みがぶり返した上に、つわりも出て、妊娠早期は起き上がるのもつらかった。
次第に痛みはなくなり、14年12月に次男(2)を無事出産した。
今は薬を再開して子育て中で、症状は落ち着いている。
「妊娠中の痛みはもう経験したくないが、そのおかげで次男がいる」
治療薬の中でも、近年登場した生物学的製剤の多くは胎児への影響はないと考えられ、妊娠、授乳期間でも使える場合が多い。


9年前に関節リウマチを発症した東京都杉並区の主婦B子さん(41)は、妊娠を希望し、メトトレキサートから自己注射の生物学的製剤に切り替えて1年半ほどで妊娠した。
痛みがなくなったため薬を休止し、15年8月に第1子の長男(2)を出産した。
その後は生物学的製剤を使いながら、母乳で育てることもできた。
今はメトトレキサートを併用している。
「母乳育児は無理だと思っていたが、あきらめないで良かった」と喜んでいる。
関節リウマチを発症した女性の出産について全国的な集計はない。
千葉県の病院がまとめた13年末までの過去20年のデータによると、40歳以下で発症した117人の83%が結婚し、そのうちの75%が出産した(結婚・出産と発症の時期は不明)。
畑中さんの主治医で相模原病院内科医長(リウマチ科)の松井利治さん(48)は「出産したいからといって治療をしないと関節の破壊が進み、出産、子育てはかえって難しくなる。両立できるよう、主治医と相談しながら薬の休止や切り替えなどを検討してほしい」と話す。



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