妊娠と仕事・№6               2018年 6月15日



(読売新聞 2017年10月13日の記事より引用)

●子を「持つ/持たぬ」自由

こうした状況を受け、人材育成会社「スリール」(東京)は、子育て中の共働き家庭で大学生が生活体験をする事業を行っている。

「ワーク・ライフ・インターン」と名付け、仕事と子育ての両立を肌で感じ自分の将来を考えてもらうのが目的だ。
体験のほか、勉強会や様々な分野で働く社会人との交流などを通じ、キャリアを考えるところに重点が置かれている。

今年2月から6月まで、男子中学生と女子小学生のいる家庭で過ごした明治大2年生の増渕有紀さん(20)は「卒業したら自分の力を生かせる仕事がしたいし、結婚して子どももほしい。待機児童などが問題になっていたので、自分の将来を考える上で関心を持った」という。

期間中は勉強やアルバイトに「インターン」が加わり多忙を極めたが、「ママさんは、仕事が忙しそうなのに楽しそうでキラキラしていた。もっと視野を広げていきたい」と話す。

スリール社長の堀江敦子さんは「全部自分でやらなきゃいけないとか、何かを諦めなくてはならないといった思い込みを取り払えば可能性は広がる。大いに知識と情報を得て、若い世代は自由にキャリアを描けるようになってほしい」と期待する。

言うまでもなく、子どもを「持つ/持たない」は個人が決めること。
誰もが納得してその選択ができるようにするには、まず、子どもを「持てない」という現状を社会全体で改善していくことが大切だ。






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