ピックアップ障害               2019年 1月11日


ピックアップ障害とは、排卵はするものの卵子を卵管采に取り込めない状態です。

つまり卵管采に卵子を取り込めないので精子と出会えません。
そのため残念ですが、妊娠には至りません。

「ピックアップ障害」と言う病気はありませんが、卵管や卵巣、子宮に異常がなくても起こる症状で、原因不明の場合も多く、根本的な治療法は確立されていません。

不妊の原因は約2割が原因不明とされていますが、その中にピックアップ障害があることが分かってきました。


たとえば、以下のケースはピックアップ障害の可能性があります。

●卵管や卵管采、卵巣などが他の臓器に癒着して動きの範囲が制限され、うまく卵子をキャッチできない場合
(クラミジアなどの感染があった場合、卵管や卵巣が癒着する原因となります)

●不妊検査をしても異常なしで炎症や癒着がないのに妊娠できない場合


考えてみますと、ピックアップ障害の場合は、人工授精しても上手く受精にはいたりません。

卵子が卵管采に取り込まれていないのです。

よって体外受精へとステップアップすることが検討されます。

但し、毎排卵の度にピックアップに失敗するとも言い切れないですし、卵巣、卵管采に問題が無い方もピックアップに失敗する事もあります。



☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
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