プロゲステロン(黄体ホルモン)とは・№1   2019年 2月 4日


プロゲステロンは、黄体ホルモンとも呼ばれ、生理周期の後半期間の維持、卵胞発育の抑制、子宮内膜の肥厚、妊娠黄体の形成などを行います。

排卵後から2週間くらい分泌される女性ホルモンです。

この期間が妊娠しやすい状態を作り、体温を上げたり子宮をふかふかの厚い状態に作ってくれます。

通常であれば、だいたい2週間たつとプロゲステロンが減少していき、子宮を覆っていたふかふかの膜が生理とともに剥がれ落ちるのですが、もしこの期間に着床するとそのままプロゲステロンを分泌し続け、子宮の壁を厚くよりふかふかにします。


プロゲステロンの主な作用というと、「基礎体温をあげる」「子宮内膜を維持する」「乳腺を発達させる」とあります。

●「基礎体温をあげる」

体温をあげることで受精や着床をしやすい状態にします。
大体生理から排卵までの低温期が36.80度程度に対し、排卵後からのプロゲステロンを分泌する高温期は37.1度まであがると言われます。
この温度は目安なので、高い方が妊娠しやすいと言われますが、全体的に低い方もおられます。
大事なのは、低温期から高温期への基礎体温が0.3度くらい上がっているかです。
体温が上がらないと、黄体ホルモン不全として不妊の原因となる場合があります。
基礎体温を数ヶ月つけてみられると、自身の低温期や高温期の温度がわかりますし、高温期なのに体温があがらない場合はプロゲステロンをあまり分泌していないかもしれないことを疑う目安にもなります。
自身の健康面や婦人系の健康面を知る上でも基礎体温をつけられることをオススメします。

№2では「子宮内膜を維持する」「乳腺を発達させる」についてご紹介します。




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