生理不順

いろんな生理不順があります。
 ▪周期が遅れ気味の方
 ▪周期がハッキリしない方
 ▪28日より早い周期でくる方
 ▪生理が飛ぶ方
 ▪若い時から生理がなくホルモン剤を使っている方
 ▪出血はあるけど日数が2~3日の方
 ▪生理前の痛み・イライラなどがひどい方
これらすべて漢方では生理不順です。
それぞれに治し方が違います。


例えば、生理周期がハッキリしない人では、冷え症の方もいれば、ほてり症の方もいます。
夏だけ不順になる方もいれば、冬に調子が悪い方もいます。
仕事が忙しい時にそうなる方もいれば、風邪をひいてすぐくるう方もいます。

もともと子宮は「脾と腎にレイ属する」臓器なのですが、脾という胃腸からの栄養と、腎からの陽気・真気の不足によっても起こります。
100人100色、なのです。
だからしっかりと体質をみて、しっかりと合わせた処方が必要になってきます。



一番難しいのは、若い時から自然に生理が来ない方ですが、中枢系からの刺激ホルモンの不足もあれば、卵巣系の発育不足もあります。
漢方ではこれら両方を活性化していくことで、本来の自然な生理パターンを作り出していきます。
それによって排卵も自然に起こるようになっていくものです。
排卵障害のある方が、漢方で自然に排卵するようになって、ナチュラルに妊娠した例もあります。


ストレスで生理不順を起こしている方には、ストレスを緩める漢方もあります。
自律神経などホルモンバランスは得意分野なのです。