出生数 最少84万人             2021年 6月18日


(山陽新聞2021年6月5日の記事より引用)

2020年生まれの赤ちゃんの数(出生数)は1899年の統計開始以来最少の84万832人だったことが4日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。
初めて90万人を割り「86万ショック」と言われた前年から2万4407人減った。
女性1人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」は1.34(前年比0.02ポイント低下)。
婚姻件数も52万5490組(同7万3517組減)で戦後最少だった。
少子化がさらに加速している。

20年は新型コロナウイルスの感染が拡大し、暮らしが激変した。
妊娠から出産までの期間を踏まえると、出生数へのコロナ禍の影響は21年に入ってから本格化する。
21年1~3月の出生数の速報値は前年比で9.2%減。
21年は国の推計より10年早く、70万人台になるとの予測が出ている。


一方で死亡数は137万2648人となり11年ぶりに減少に転じた。
肺炎7万8445人(対前年比1万7073人減)やインフルエンザ954人(同2621人減)が顕著で、マスクや手洗いの浸透が影響している可能性がある。
新型コロナの死者は3466人。
死因の割合を多い順で見ると、「がん」が27.6%で最多。
心疾患15.0%、老衰9.6%と続く。

出生数から死亡数を引いた人口の自然減は53万1816人で、過去最大の減少だった。

都道府県ごとの合計特殊出生率を高い順で見ると、沖縄1.86、島根1.69、宮崎1.68。
低い順では東京1.13で、北海道と宮城県が1.21。
岡山は1.47、広島1.49、香川1.51だった。




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