多のう胞卵巣症候群

多のう胞卵巣症候群(PCOS)とは

卵巣にはたくさんの卵細胞があり、通常はひと月にひとつ、優秀な卵胞が成熟しますが、あまり優秀でない卵胞が卵胞内にいくつもできてしまい、多数の卵胞がのう胞状に変化している状態を、多のう胞卵巣症候群(PCOS)といいます。
また、卵巣の表皮が厚く硬くなってしまうのもPCOSの特徴です。
そのため、もし順調に卵胞が成熟しても、卵巣の皮を破れずに排卵が起こらないという事が起きてしまいます。

最も特徴的な症状は
■排卵が起こりにくいことによる月経不順・無月経
■卵巣の中では男性ホルモン(テストステロン)が作られるため、血液中の男性ホルモンが増加することによるにきび・多毛
■黄体ホルモン分泌不全による月経過多や出血が止まらない
■肥満
などの複雑な総合症状を呈します。

PCOSの9割の人に排卵障害があるといわれており、卵胞の発育が抑制されるため生理が遅れがちで量も少なく、無月経となり、その結果妊娠できない不妊症の原因の一つです。


基礎体温表の特徴は
■一相性(平坦で高温期がない)を表すことが多いです。




薬剤師青木からのメッセージ

多のう胞になる方の一番の問題は生活習慣にあると考えています。

まず食事は洋食傾向から和食に変えなければいけません。
漬物も毎日しっかり食べることです。
さらに高カロリーなものの摂り過ぎはダメです。
間食が悪いわけではありません。
あんみつなどに代表されるように、和風の低カロリーの物なら大丈夫です。
日本人の腸は白人の腸に比べて倍ぐらい長くなっています。
繊維の多い穀物類を消化・吸収するために、そういうお腹が出来上がってしまっているのです。
そこに肉食を中心とした洋食では、長い腸の中で腐りを起こしやすいのです。
にきび・痒疹・潰瘍性大腸炎・強い体臭など、腸を中心とした汚れた体質に傾いている人が多くみられます。

それらの病気の一つとして多のう胞卵巣があります。
そこでアオキ薬局では、しっかりと解毒をかけます。
卵巣がきれいになってふつうに戻るのです。


■■■漢方参考■■■

●瘀血(おけつ)
 様々な原因で、血液の流れが悪くなった状態。
 一般に抹消で血流の停滞が起こっています。

●陰虚(いんきょ)
 体の潤い、体液・リンパ液(漢方では津液という)などが少なくなった状態
 一般に年齢と共に乾燥してくるのもこのためです。

●気滞血瘀(きたいけつお)
 気の流れが悪くなり、それに伴って血流も悪くなったこと。
 ストレス・緊張・けが・手術・自律神経の問題などで気の流れが悪くなり二次的に 生じたお血。
 「気は血の師」といい、気の流れが悪くなると血の流れも悪くなります。

●寒凝血瘀(かんぎょうけつお)
 体の中に冷えが凝り固まって(凝集して)血流まで悪くなった状態。
 刺すような痛みを起こします。
 古典に「陰虚積冷結気」とあり、もともと陰虚の体質の人に冷えが積もりに積もっ て気の詰まりが起こった、と条文にも出てきます。

●熱鬱血瘀(ねつうつけつお)
 気の流れが詰まりに詰まると熱を帯びてきます。
 イライラを我慢しているといつか噴火するようなものです。
 この熱によってお血を発症したもので、血も熱化してきます。
 頭痛や口の中の苦みが出てきやすくなります。

●湿熱血瘀(しつねつけつお)
 湿邪と熱邪がくっついて湿熱体質を作り、お血を発症した状態。
 血の流れを回復するために、湿と熱を分ける(湿熱分消しつねつぶんしょう)して 流れを戻していきます。

●痰瘀結互(たんおけつご)
 血分といわれる主に血管に、痰といわれる濁った体液の邪が入り込みベタベタとく っついて血流を悪くしたもの。
 重い慢性病のほとんどがこれです。

●気虚血瘀(ききょけつお)
 体を動かすおおもとの気が疲れなどにより弱り、それに伴って血流が悪くなったも の。
 食欲が落ちたり、息切れが出たりします。

●陽虚血瘀(ようきょけつお)
 気がバテただけでなく身体を温める力まで弱って陽虚(ようきょ)になり、血の流 れも弱った状態。
 手足の冷え・温かい飲食を好む・寒がりなどの体質になります。

●腎虚血瘀(じんきょけつお)
 腎気不足から腎精が傷み、血流に影響が出たもの。
 腰がダルイ・めまい・のぼせ・耳鳴り・休憩をしたがるなどの症状が出ます。

漢方薬はこれらの傾いた体質を元のいい状態に引き上げていきます。。
同時に、不妊の原因となる「虚・邪」を除き若々しい体質に戻していきます。
その結果、任脈・血海・胞宮・衝脈の流れがよくなり、妊娠の可能性が飛躍的に向上します。

また、妊娠がわかったら、流産防止のスペシャル漢方をみなさん飲まれていい結果が出ています。
妊娠中に飲む漢方もあるのです。
生まれてくる赤ちゃんにアレルギーを遺伝させないための専用の漢方もあります。
産後二人目を望まれる方の為に、肥立ちを良くする漢方もあります。

ぜひ、あなたの体質に合わせた専用の漢方薬で若々しい元気な体を取り戻してください。


 

治療実績【多のう胞卵巣症候群(PCOS)

■多のう胞卵巣症候群(PCOS)による2人目不妊     32才 女性