多のう胞性卵巣、治療しても排卵しない方・№1  2017年 5月23日



●自然排卵できるように体質改善を

多嚢胞性卵巣とは、卵巣の表面の被膜が厚く、卵胞がある程度育っても成熟しにくいため排卵ができない状態です。

はっきりとした原因はわかっていませんが、ストレスや栄養過剰などが考えられています。

また男性ホルモンの分泌異常を伴う場合は、肥満・多毛・にきびができやすいなどの状態になり、LHがFSHよりも優位になることがあります。


●排卵しやすくするためには活血と利水の効果のある漢方を

体重が多い傾向や、卵胞の表面の被膜が厚いため排卵できないことから、中医学では水分代謝が悪いため体に余分な水分が滞っている、または血のめぐりが悪くなっていると考えます。

漢方薬では代表的なものとして桂枝茯苓丸加ヨクイニンのような、活血(血をめぐらす)診断されたことも考えなければなりません。

潜在性の場合は、夜間や黄体期だけ高くなるため、無排卵や無月経になることは少ないのですが、黄体機能不全を引き起こしやすいので注意が必要です。

プロラクチンの値を下げる、炒麦芽(いりばくが)芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)などがおすすめです。


続きは№2でご紹介します。




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