産み育てやすい社会へ・№3          2019年 2月24日



(読売新聞 2019年1月21日の記事より引用)

少子化が止まらない日本。
子どもを産み、育てやすい社会にするには、どんな支えや心構えが必要なのか。
子育て中の母親、父親、支援する専門家といったそれぞれの立場から、思いを語ってもらった。

●産婦人科医 宋美玄さん

東京都内のレディースクリニックで診療をしています。
子育て中の女性たちがストレスを抱え、疲れ切っている姿が気になります。
母親が1人で家事も育児も担う「ワンオペ育児」に追い込まれていたり、産後の体調が万全ではない時に乳児と2人きりで孤独に陥っていたり。
こんな状況から、もう1人子どもが欲しくても出産をためらう「2人目の壁」に直面している人が目立ちます。

私が評議員を務める公益財団法人「ワンモアベイビー応援団」が昨年行った調査でも、子育て世代3000人のうち4分の3が「2人目の壁が存在する」と答えました。

その原因を母親に聞くと、8割以上が「経済的な理由」としたほか、「第1子の子育てで手いっぱい」「心理的な理由(育児ストレスなど)」という回答が、それぞれ半数近くありました。

保育園に預けられるか分からず、仕事を手放す可能性もあり、出産を決意するのは簡単ではないのです。


誤った認識を持つ人がいることにも驚きます。

「母親は特別なホルモンが出ていて、多少は寝なくても平気」と言う人がいますが、とんでもありません。

特に産後はしっかり休息を取る必要があり、授乳以外は周囲が担うくらいの支えが欠かせません。

母親を支え、夫婦が理想の子ども数を持てるようにするには、父親が育児休暇を取得することがカギだと考えます。

せめて1週間でも仕事から離れ、育児と家事にどっぷりとつかる時間を持ってほしい。

夜中に何度も赤ちゃんが泣いたり、オムツを変えたり…。
思い通りにならない育児の苦労も喜びも、父親が身をもって理解していれば、頬親は孤独を感じずに済むと思います。

私の経験では、夫が育休を取った女性は、産後の生活を肯定的にとらえ、次の子どもを前向きに考えられるように感じます。
しかし、父親の育休取得率は民間企業で5.14%(2017年度)にすぎません。
社会全体で取得を後押しし、当たり前になってほしいです。




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