無痛分娩・№3                2018年 5月 4日



(読売新聞 2017年8月28日の記事より引用)

●リピーター医師 把握困難

最近、相次いで発覚した無痛分娩など産科麻酔を巡る重大事故には、同じ診療所で3件続発していたケースもあった。
不適切な医療行為やミスを繰り返す「リピーター医師」。
その事実に最も衝撃を受けたのは、何も知らず事故に遭った家族たちだ。
最初に明るみに出たのは、京都府京田辺市在住のB子さん(38)。
同じ市内の「ふるき産婦人科」で2016年5月、帝王切開のため無痛分娩と同じ方法の麻酔を受けた直後、心肺停止に。
他の病院に搬送され長女を出産したが、母子とも寝たきりになった。
この診療所はその後も無痛分娩を続けていた。

「このままだとまた事故が起こる」。
B子さんの夫(37)は今年6月、公表に踏み切った。
それが引き金となり、11年と12年に起きた事故の関係者も声を上げた。
娘の事故が3件目だと知ったB子さんの母親(65)は、怒りに震えた。
「もっと早く適切な指導がなされていれば防げたかもしれない。なぞこんなことになってしまったのか」大切な一人娘は、もう我が子を抱けず、家族と言葉を交わすこともできない。
リンゴを見せて「バナナ?」と聞いても、こくりとうなずく。
目は明いているけれど、見えていないのかもしれない。
「いっそ2人で死のうか」と思い詰めたこともある。
関東から毎月通い看病しているが、回復の兆しは見えない。
家族は皆、現実を受け入れられずにいる。


京都府のC子さん(35)は、3件の中で最初に起きた事故の当事者だ。
無痛分娩で出産した長女は脳に障害を負い、3歳で亡くなった。
重い脳性まひになった子どもに補償金を支給する「産科医療補償制度」の対象にもなった。
この制度は、専門家による原因分析と再発防止策の掲示という機能を持つ。
子どもの家族と医療機関の双方に送られる原因分析報告書は、院長にも届いているはずだ。
「教訓が全く生かされていない」事故の続発を知り、現状の再発防止策がいかにもろいかを痛感した。
医師にとって、それぞれの出産は多くの中の一つにすぎないかもしれない。
だが、悲劇に見舞われた家族は、それを一生背負う。
一般の人にとって、リピーターを見抜くのは難しい。
地元の開業医らでつくる京都産婦人科医会でさえも事故の続発を把握できず、対策がとれなかった。
「私たちの事故を省みていれば、2件目、3件目は起きなかったのではないか。医師には、そのことを反省してほしい」
それが、つらい経験をしたC子さんの願いだ。



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