産後の健康管理・№4             2018年 4月24日



禁煙継続、周囲の協力必要
(読売新聞2017年11月24日の記事より引用)

妊娠や出産は、自らの生活習慣を見直す良い機会になる。
大阪府貝塚市の田岡瞳さん(40)は2011年1月、大阪母子医療センター(大阪府和泉市)を受診した。
流産を繰り返したため、原因を知りたかった。
検査を受けたが、はっきりした原因は見つからなかった。
ただ、喫煙は流産や早産の危険を高めることを知った。
20歳の頃から1日20本ほど吸い続けていたが、それまで妊娠がわかってもやめることはなかった。

「もう流産したくない」同センターの禁煙外来で治療を始めた。
喫煙の快感やニコチン切れの症状を減らす薬を飲みながら、朝起きてすぐの1本を我慢して洗顔や歯磨きを優先、口寂しい時はガムをかんだ。
治療効果が出始めたころ、妊娠がわかり、そのまま禁煙を続け、長男(5)を無事に出産した。
自宅に戻ると、夫(35)の喫煙が気になった。
禁煙外来では、他人にたばこの煙を吸い込む受動喫煙により、乳幼児突然死症候群やぜんそくなど子どもの危険も高まると聞いていた。
夫も、わが子の誕生でたばこをやめる決心がついたようだった。
市販の貼り薬を使い、長男が1歳になるころには禁煙できた。
その後、長女(4)が生まれた。
1歳10か月差の長男の「赤ちゃん返り」がひどく、育児の大変さを痛感する毎日が始まった。


家にいるとイライラしてしまうので、なるべく外出した。
ママ友と育児の悩みや愚痴を話したり、地域の幼稚園の情報交換をしたり。
「周囲に吸う人がいなくて、たばこを目にする機会がなかった」と振り返る。
禁煙して6年余り。この夏には次女を出産、念願の3児の母となった田岡さんは「自分自身も息が楽になるなど、健康になれた」と満足そうだ。
妊娠中に禁煙しても、産後に再び吸い始める人もいる。
家族や友人ら周りの喫煙してしまいやすいとの報告がある。
同センターの禁煙外来では、夫や両親の治療も担当する。
これから妊娠を望む女性や妊婦らには、インターネット上のプログラム「禁煙マラソン・マタニティー」に参加してもらう。禁煙支援を専門とする内科医が主宰する取り組みだ。
メールや掲示板で禁煙のコツを学び、助言も受けられる。
禁煙外来を担当する同センター母性内科主任部長の和栗雅子さんは「妊娠すると禁煙のために使える薬が限られるので、妊娠前に取り組んでほしい。もし産後に喫煙してしまっても『もう無理だ』とあきらめず、禁煙外来を受診してほしい」と呼びかけている。



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