『ビタミンDが不妊治療の成功率に影響する』
と言う論文についてです。
●ビタミンD不足と生殖補助医療の低い成功率
Birmingham大学などの研究者らは、これまでに行われた11の研究から2700人の生殖補助医療を受けた女性を対象に、メタアナリシスを行った。
この論文はHuman Reproduction誌に発表された。
今回の対象となったのは、体外受精、顕微授精、凍結胚移植のいずれか、または複数を行った女性だ。
全ての対象者のビタミンD量が血液検査によって測定された。
ビタミンDの濃度は、
75 nM(ナノモーラー)以上であれば十分
75 nM以下50 nM以上では不足
50 nM以下では欠乏
とみなされる。
分析の結果、十分なビタミンD量を持つ女性は、ビタミンD欠乏の女性に比べて三分の一高い確率で、出産に成功することが明らかになった。
これは、妊娠検査による陽性や臨床妊娠についても同様の傾向が見られた。
ビタミンD不足の女性と比べると、ビタミンD量が十分な女性は妊娠検査陽性で46%、臨床妊娠で34%高い確率で成功していた。
流産とビタミンDの相関については、今回の分析では発見されなかった。
また、今回の研究のもう一つの発見は、ビタミンD量が十分でない女性がかなり多いということだ。
対象となった女性で、ビタミンDが十分とされたのは26%に留まり、ビタミンD不足が45%、ビタミンD欠乏が35%であった。
【論文】
Vitamin D and assisted reproductive treatment outcome: a systematic review and meta-analysis(Human Reproduction, 2017)
【参考記事】
Fertility treatment: Vitamin D may influence success rate (Medical News Today)
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