月経前症候群(PMS)            2018年12月20日


月経前症候群(PMS)は月経前の時期に50~80%の女性に起こります。

生理の開始と同時に症状が軽くなったり無くなったりする特徴があり、原因のひとつには月経周期中にエストロゲンとプロゲステロンの濃度が急激に変動するためと考えられています。

年代としては20~40歳代に多くみられる症状になります。

生理前には炭水化物が不足し神経伝達物質であるアドレナリンが放出されます。

そうなるとPMSの症状であるイライラや怒りやすい・憂鬱・判断力低下、不決断・無気力・パニック・集中力低下、気力が続かないなどの精神症状がより強く現れることになってしまいます。

また、下腹部膨満感・下腹痛・頭痛・乳房痛、乳房が張る・腰痛・むくみ、体重増加・にきび・便秘あるいは下痢・過剰な睡眠欲・不眠など体調の変化も出てきます。


PMSの予防の為の食養生をご紹介します。

○積極的にとりたい食品

たんぽぽ茶ショウキT-1
・豆類(豆腐・納豆・みそ)
・緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、ホウレン草)
・海藻類(昆布、ワカメ、ひじき、海苔)
・植物油脂(オリーブ油、大豆油、サフラワー油)
・種実類(ゴマ・落花生・アーモンド)
・精製していない穀類(玄米・そば)

○避けたい食品

砂糖(白砂糖・ジュース)
・塩分(食塩・漬物・ベーコン・ハム)
・カフェイン(コーヒー・紅茶・日本茶・チョコレート)
・アルコール(ビール・日本酒・カクテル)
・添加物(加工食品・既成食品)
・漂白した小麦粉とその加工品(パン・ケーキ・パスタ)


それ以外にも運動やストレスを解消する方法、温灸で深部体温を上げることも大切です。



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