不妊予防 学校健診強化へ           2021年 6月24日


(山陽新聞2021年6月22日の記事より引用)

●政府支援策 月経痛など聞き取り

政府が近く取りまとめる不妊予防に向けた支援策が21日、関係者への取材で分かった。
学校の定期健診に、月経痛や生理前の不調を聞き取る項目を追加することなどが柱。
不妊や卵巣がんになるリスクがある子宮内膜症や子宮筋腫といった病気を若い世代から把握し、治療につなげる狙い。

政府によると、月経痛で医療機関を受診した女性のうち、子宮内膜症などがあった人は20代は3割、30代は5割、40代は7割だった。
身近な病気である一方、多くの子どもや働く女性は月経異常を感じても病気だと考えずに受診せず、発見が遅れがちだという。

支援策では、全国の学校で行われる定期健診の際に、月経痛などの症状についても聞き取るようにする。
養護教諭の研修充実や、産婦人科医ら外部講師を活用した指導にも取り組む。
中学、高校だけでなく小学校も含めることも想定しており、今後詰める。

働く女性に関しては、月経痛に悩む人が医療機関を受診しやすいよう職場での配慮を企業側に要請する。
また、女性の健康について、産業医の知見を高めるための研修を拡充する。

この他、女性アスリートが体形維持のために食事を制限し、無月経などに陥るケースがあることへの対応策も盛り込んだ。
専門医と面談するなどの相談体制を強化する。
また、アスリートを目指す中高生の健康状態に関する実態調査も検討する。




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