妊娠が成立するには「卵子の状態」「ホルモンバランス」「着床力」という3つの要素が大切になります。
不妊治療は高度な治療により、受精卵までは実現できる可能性が高まりましたが、「なかなか着床しない」という方からの相談が、不妊治療件数の増加に伴ってますます増えていると実感しています。
●基礎体温のリズムが不安定なのは
「腎精」の不足が考えられる
受精卵が着床し妊娠が成立するには、「卵子の状態」「ホルモンバランス」「着床力」という3つの要素が大切です。
まず、ホルモンバランスが関係すると考えられるのが基礎体温のリズムです。
周期が不安定であったり、高温期や排卵に不安な状態なのは、周期をつかさどる腎精(生殖のもととなる体力)の不足が考えられます。
周期的なホルモンバランスの変化によって食欲や情緒に変調をきたすのは、ホルモン活動の過不足をコントロールする体の力の余裕がなくなっているからです。
また、月経血の状態として量の減少や粘りがあるのは、受精卵のベッドである子宮内膜や卵子の栄養となる血の「めぐり」や「質」という血液のバランスが悪くなっているからです。
ただ、ここでいう血液バランスとは、病院の血液検査とは異なる、漢方の概念による「瘀血」という状態をしめしています。
続きは№2でご紹介します。
☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
☆アオキ薬局では精子と卵子の質を上げて元気にしていきます!