(山陽新聞2021年3月29日の記事より引用)
●つながろうFUNIN岡山・辻代表
不妊治療を受ける人たちの課題や必要とする支援について、当事者同士の交流の場をつくっている「つながろうFUNIN岡山」(岡山市)の辻祥子代表(32)に聞いた。
不妊治療の負担の大きさは、当事者にしか分からないことが多い。
「子どもはまだ?」
という何げない言葉に傷つくし、夫との間で気持ちにずれが生じて一人で悩みを抱え込む女性もいる。
私も不妊治療を受け、他の当事者との出会いで「自分だけじゃないんだ」と楽になった経験から「つながろうFUNIN岡山」を昨年2月に立ち上げた。
現在、5人が運営に携わり、会員制交流サイト(SNS)で参加者をを募って、月1回ほどテーマを決めて対面やオンラインの座談会を開いている。
座談会の内容は、治療に関する情報交換だけでなく、食事や運動面で日頃気を使っていること、治療費のための節約といった細かい話もある。
悩みやつらさを語り合って共感し、涙する人もいる。
こうした場はとても大切。
公的な相談機関として県不妊専門相談センター(岡山市)があるが、民間でもっと増えてもらいたい。
仕事と治療の両立には職場の理解はもちろん、育児休業や介護休業のような休暇制度がほしい。
子どもを持つための選択肢として特別養子縁組や里親制度といった情報も行政や医療機関から早い段階で提供する必要がある。
結婚すれば子どもができるのは当たり前という認識を社会が改めなければならない。
☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
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