(山陽新聞 2022年1月25日の記事より引用)
●ワクチン学会調査 国に3回目優先要望
日本産科婦人科学会などが昨年10~11月、妊婦約6600人にインターネットで尋ねたところ、73.6%が2回の新型コロナワクチン接種を終えていたことが分かった。
学会は、妊婦にはコロナ重症化リスクがある上、既に多くがワクチン接種を受けたことを重視。
オミクロン株の拡大で妊婦の感染増が懸念されるとして「3回目は妊婦を優先接種の対象に加えてほしい」と24日までに国へ要望した。
調査によると、1回以上接種した妊婦は82.1%に上り、2回目の接種率は昨年11月の国内の接種率に近い水準だった。
接種部位の痛みなどの副反応の頻度は同年代の女性と同じぐらいだった。
妊婦特有の症状は、おなかの張りが1回目で1.7%、2回目は3%あったが、学会は「接種を受けていない妊婦でもみられるため、ワクチンがどの程度影響したのかは不明」としている。
妊婦がコロナに感染すると、特に妊娠後期で重症化リスクが高まる。
呼吸器症状の悪化による胎児への悪影響を避けるため、帝王切開で早産となることも多い。
学会はワクチンの安全性に関するデータが限られていた当初は、妊娠12週以降に絞って接種を推奨したが、昨年8月から妊娠期間を問わない推奨に切り替えた。
一方国は接種の「努力義務」を妊婦には課していない。
「第5波」では妊婦の感染が急増。
入院先がみつからないまま感染妊婦が自宅で早産し、新生児が死亡する事例も起きた。
学会は「そうしたことから妊婦の接種に対する意識が高まったのではないか」と調査結果を分析している。
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