妊婦の不安どう支える・№3          2018年 9月14日



(読売新聞 2018年1月30日の記事より引用)

■ダウン症「92%が幸せ」

新型検査の対象の1つであるダウン症の当事者や支援者らは近年、ダウン症があっても幸せに生きている姿を知ってもらおうと、様々な活動を行ってきた。
ダウン症は700人に1人生まれるとされ、知的発達の遅れを伴うことが多い。
しかし、近年はテレビタレントや書家など社会的に活躍する人たちもいる。

26日夜、横浜市内の体育館。
AKB48の曲に合わせて踊っていたのは、ダウン症のある人たちのダンスグループ「ラブジャンクス」。
全国3か所で約700人が活動し、昨年秋にはCDデビューも果たした。
ダンス歴6年の川崎市の中学2年岡崎環光君(14)は「友達と一緒に踊るのは本当に楽しい」と笑う。
父親の厚さん(55)は「ひ弱だったのにこんなにたくましくなった」と目を細める。

「ダウン症のある人の92%が幸せと感じている」
厚生労働省の研究班の調査でそんな結果も出ている。
一方、同調査で年収は「30万円以下」が6割を占めた。
「仕事での困難」として給料の安さを挙げる人が3分の1を超え、それによって仕事への満足度が下がり、就労面での大きな課題になっていることも分かった。

調査をまとめた産婦人科医の三宅秀彦・お茶の水女子大教授(臨床遺伝学)は「ダウン症のある人たちが特殊な存在ではないとの認知が、近年広まってきた。
妊婦と子どもの両立の権利と幸福を守れるように、多様性を認める土壌作りが必要だ」と指摘する。





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