妊婦と糖尿病                   2016年 3月31日



●妊婦と糖尿病

糖尿病はインスリンの分泌低下や作用不足によって、 血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気です。

妊婦さんの糖尿病には、
『糖尿病合併妊娠』『妊娠糖尿病』の2種類があります。

『糖尿病合併妊娠』は、妊娠前から糖尿病が発症していた場合をいいます。

『妊娠糖尿病』は妊娠中に初めて発見または発症した、 糖尿病に至っていない糖代謝異常のことをいいます。


妊娠すると血糖を上げやすいホルモンが胎盤で産生されるために、 中期以降すべての妊婦さんがインスリン抵抗性という状態に陥り、 血糖値が上がりやすくなります。

ほとんどの妊婦さんは自分の膵臓からインスリンをたくさん出して 血糖を正常に戻すように調節するのですが、 もともと膵臓の力が弱い方はインスリンの需要量の増大に対応できず、 血糖値が上がってしまいます。

妊娠前からあったと考えられる明らかな糖尿病については、 2010年7月に糖尿病から除外されることになりました。

妊娠中に血糖値が高いと、 赤ちゃんに大きな影響を及ぼします。

お母さんの血糖は胎盤を通過して赤ちゃんにいきます。
赤ちゃんは自分の膵臓からインスリンをたくさん出して、 血糖を上げないように調整するといわれています。

赤ちゃんのインスリンは成長ホルモンとして働くので、 分泌が多くなると、どんどん成長し巨大児になってしまうのです。

そうすると出産時に肩甲難産といって、 肩が引っかかって出てこない状態になります。


また、生まれてから新生児期に低血糖を起こすこともあります。

さらに子宮内環境でお母さんの高血糖にさらされていた胎児は、 大きくなってから肥満になったり糖尿病になったりするということが 疫学的に証明されています。

妊娠中に血糖を正常に保ち、子宮内環境を整えるということは、 赤ちゃんの将来にとってもすごく大事なことなのです。


当店で子宝でお世話させて頂いているお客様は皆さん飲まれている
『ショウキT-1』には糖尿病を予防する効果もあります。

妊娠中も飲み続ける事をおすすめします。

詳しくは店頭でお話します。お尋ねください。



妊娠中血糖値の検査でひっかかり、数値を下げたいとご来店頂いた中島のO様。数値が安定したと大変喜ばれました。



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