(山陽新聞 2022年8月18日の記事より引用)
新型コロナウイルス禍が長引く中、感染が妊婦に与える影響が少しずつ分かってきた。
日本産科婦人科学会(日産婦)などの研究チームが最新の知見を発表したほか、国立成育医療研究センター(東京)も影響やリスクをホームページにまとめている。
関係者は、妊婦は家庭内感染が多いと指摘。
同居する家族なども感染防止に注意するよう呼びかけている。
最新の知見によると、感染し重症化すると早産の恐れが強まる。
妊娠中もワクチン接種が推奨される。
専門医は「過度に恐れるのではなく、基本的な対策を取って過ごしてほしい」と話す。
妊娠中には、どのような感染対策が必要なのか。
国立成育医療研究センターはマスク着用や手洗い、消毒、3密の回避といった一般的な項目を徹底してほしいと訴える。
同センター母性内科の金子佳代子医長は家庭内感染を念頭に「パートナーにも注意してもらう必要がある」と述べた。
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