(読売新聞2016年12月2日の記事より引用)
●トイレ処理など気を配る 赤ちゃんの存在に慣らす
兵庫県内の自営業の女性(41)は子猫を飼った後、3人の子どもを出産した。
妊娠中は猫のトイレの処理に気を配り、出産後はベビーベッドに蚊帳を付けて猫が入ってこられないようにした。
「子どもはペットと共に過ごすことで、弱いものをいたわる気持ちが育った」と実感する。
赤ちゃんを迎える前に、ペットが戸惑わないよう新生活に慣れさせておくことも必要だ。
もみの木動物病院(神戸市)副院長で獣医師の村田香織さんは「赤ちゃんは良いもの、という印象をペットに持たせることが大事」と話す。
例えば、妊娠中から友人の赤ちゃんの泣き声をスマートフォンに録音してペットに聞かせながらおやつを食べさせる。
産後の入院中に赤ちゃんの下に敷いたタオルを夫らが持ち帰り、においをかがせて、食事を与えてもいい。
また、赤ちゃん専用の部屋を作る場合は、妊娠中から出入りさせない。
散歩の担当が夫らに変わる時、徐々に回数を増やして慣らしておく。
赤ちゃんのためにも、ペットのためにも、十分な準備で新しい生活を迎えたい。
■ペットのいる家庭で、赤ちゃんが生まれる際の注意点
・妊婦は妊娠初期に、トキソプラズマの抗体検査を受ける
・抗体がない場合は猫のトイレ掃除は手袋をはめて行う
・赤ちゃんがアレルギー体質の場合、ペットのブラッシングや部屋の掃除をこまめに行う
・妊娠中からペットに赤ちゃんの泣き声を聞かせたり、においをかがせたりしながらおやつなどを与え、「赤ちゃん=良いもの」と印象づける
・産後は忙しくなる。妊娠中にペットの健康診断をして、早めの治療を心がける
(山田さん、村田さんの話を基に作成)
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