●生活環境変化「うつ」要因
(読売新聞 2017年8月29日の記事より引用)
産後うつは、出産した人なら誰もがなる可能性がある。
産前にできる備えや、家族の協力はどうしたらよいか。
文京学院大学準教授(母性看護学)の市川香織さんによると、産後うつを引き起こす一番の要因は、新生児の世話に伴う生活環境の変化だ。
出産後数日は女性ホルモンが激減し、気持ちが不安定になりやすくなる点も影響する。
防ぐには、出産前からの準備が必要だ。
市川さんは「自治体の保健師や出産する病院の助産師、家族や出産経験のある友人など相談できる相手を複数人見つけ、事前に接触を」と話す。
また、家族と話し合い、産後3か月頃までの家事と育児の支援を「誰に、何を、どの程度の頻度で」と細かくリストにする。
母親が体調の回復と子の世話に集中できる環境を作るためだ。
手が足りなければ、家事支援などの利用も検討する。
体調が回復してきたら、母親が一人で過ごす時間を意識的に作る。
周囲は、母親が日中、どんな気持ちでどう過ごしたかを聞くようにする。
産後うつの兆候があれば、保健師や助産師に相談し、専門の病院を受診する。
本人の判断力は著しく落ちているで、家族が受診手続きを進める。
市川さんは「自分は大丈夫と決して考えず、どんな兆候が出たら危険かを頭に入れておいてほしい」と助言する。
№2では産後うつの兆候についてご紹介します。
☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
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