不妊の原因は男性、女性、半々にあるといわれていますが、男性が検査を受けたり治療をしたりするケースは女性に比べて少ないようです。
男性も積極的に体質改善していくことで妊娠のチャンスも大きくなりますし、女性の負担も減るはずです。
ここで問題になるのは一般的な検査で精子に異常がなければ大丈夫なのか、ということ。
答えはNOです。
つまり、検査では質の良い精子かどうかはわからないのです!
精子のDNAが傷つけられていたとすると妊娠しくくなったり、流産しやすくなったりします。
精子を傷つける大きな原因のひとつが『活性酸素』。
通常、体の中に活性酸素を打ち消す作用『抗酸化作用』がありますが、これだけでは不十分な場合、食べ物、サプリメントから補給する必要があります。
まず、『抗酸化作用』のある成分を紹介します。
●抗酸化ビタミン
抗酸化作用を持つこの抗酸化ビタミンにはビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンが中心となります。
ビタミンACE(エース)とは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEのことです。
その他にもベータ・カロチンやグルタチオンも抗酸化作用を持ちます。
これらのビタミン類はお互いに作用を補う働きがあるため単独で摂るよりも同時に摂ることが効果的です。
●抗酸化ミネラル
抗酸化作用を持つ代表的なミネラルとして亜鉛とセレンがあります。
亜鉛は抗酸化酵素を生成する上でも必要なものですので抗酸化作用には重要な栄養素と言えます。
また亜鉛とセレンは一緒に摂るとより効果的になります。
●フィトケミカル
フィトケミカルとは欠乏しても問題ない栄養素ですが、病気を治したり健康を維持するのに重要な栄養素と考えられている栄養素です。
フィトケミカルはその多くが野菜の色素や辛味成分であり、共通の効能として抗酸化作用があります。
フィトケミカルの代表的なものとしてはポリフェノール(アントシアニン)、カテキン、カロテノイド(リコピン・ルティン・アスタキサンチン)、ケセルチン、イソフラボンなどがあります。
ではこれらの栄養成分を摂取するには何を食べたら良いのでしょう。
№2では、抗酸化作用のある食品・食べ物をご紹介します。
☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
☆アオキ薬局では精子と卵子の質を上げて元気にしていきます!