●全体の血流バランスを調節することで
子宮への充分な血流を確保していく
不妊相談を受けられる女性は、「頭が熱い」「足が冷たい」という症状を抱えていらっしゃる方が大勢います。
たいしたことではないと考えている方が大半ですが、実は妊娠するためには大きな問題が隠れていることが少なくありません。
●子宮周辺の血流は生命維持には重要ではなくても
妊娠にとっては重要な役割を担っている
現代女性の生活は仕事にしろ家庭にしろ頭を使う作業が多いから、脳を働かせるために血流が頭に集中しがちなんです。
「頭が熱い」のは、この状況が原因で起こるのです。
体内にある血流量は一定ですから、頭に血流が集中した分、足先、手先、子宮などといった本人の生命維持に直接関わらない部分は、そのしわ寄せを受けて血流が不足し冷たくなるのです。
子宮周辺の血流は生命維持には重要でなくても、妊娠にとっては重要な役割を担っています。
例えば、卵子が成長するための栄養は血流によって運ばれてきます。
さらに妊娠のための体の変化をうながす脳からの信号(FSHなどのホルモン)も、血流によって伝わるのです。
そのため、子宮周辺の血流が充分に確保されていなければ、質の高い卵子の成長は期待できません。
また、脳からの信号がしっかり届かなければ、排卵・受精・着床などといった、妊娠の流れが正しく働かない状況になってしまいます。
加えて、子宮へつながる血管はもともと細いため、持続的なストレスがかかると血管自体が縮んでしまい、栄養が運ばれなくなります。
続きは№2でご紹介します。
☆病院では精子と卵子の出会いの距離を確実に近づけてくれます。
(人工授精・体外受精・顕微授精)
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