(山陽新聞 レディア 2018年8月23日の記事より引用)
加齢とともに老化が進む卵巣や卵子。
それによって女性の体にはどのような変化が起きるのでしょう。
卵子の老化や、女性ホルモンの働きと体の変化の関係について、レディア「ホームドクター」岡南産婦人科医院の高知利勝院長に聞きました。
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Q.卵巣機能も加齢によって低下すると聞きました。
A.エストロゲン低下でホルモンバランスが崩れ、更年期障害の症状に。
40歳を過ぎると卵巣機能は徐々に低下し、女性ホルモンの一つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減少。
体の中にホルモンバランスが崩れることにより、40代半ばから50代半ばの更年期にかけて、急なほてりや頭痛、のぼせ、動悸、腰の痛み、多汗、イライラするといったさまざまな不調が表れてきます。
自律神経や感情をコントロールしている脳の視床下部がエストロゲンを増やそうとフル回転で働くため、自律神経失調症のような症状が引き起こされるのです。
エストロゲンには骨形成を促し、骨からカルシウムが溶け出す骨吸収を抑える働きや、動脈硬化の原因となる血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるため、分泌量の減少は骨粗鬆症や動脈硬化などの要因にもなります。
生理不順やほてりなどの症状がある場合はホルモン検査でエストロゲンの量を調べてみることをおすすめします。
続きは№3でご紹介します。
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